骨盤裂離骨折【大分市の健笑堂整骨院グループ】
- お尻や股関節に強い痛みがある
- 歩いたり体重をかけると痛みが出る
- お尻や股関節周りに内出血や腫れがある
- お尻や股関節周りを押すと強く痛む
- 股関節や足を動かすのに制限がある
骨盤裂離骨折になってしまう原因は?|大分市 健笑堂整骨院・接骨院グループ
骨盤裂離骨折になる原因は骨盤裂離骨折の重症度や骨折場所によって違うことがありますが、一般的に以下のようになります。
骨盤裂離骨折は、骨盤の一部に強い力がかかることで、骨が筋肉や腱の引っ張りによって剥がれるように骨折する状態です。この骨折は、スポーツをしている若者やアスリートに多く見られます。
1. 急激な運動
骨盤裂離骨折はダッシュやジャンプ、急な方向を変える動作など、強い負荷が短期間に骨盤にかかることで起こります。サッカー、陸上競技、バスケットボールなどのスポーツでよく見られます。
2. 筋肉の急激な収縮
骨盤裂離骨折は特定の筋肉(特に太ももやお尻の筋肉)が急激に収縮することで引っ張られ、筋肉が付着している骨盤の一部が剥がれることで起こります。
3. 過度なストレス
骨盤裂離骨折は長時間、限られた部位に負荷がかかり続けることが原因で、徐々に骨にダメージが溜まり、最終的に裂離骨折になることがあります。
大分県の鶴崎、大在、賀来、春日、三重にある健笑堂整骨院グループでは、骨盤裂離骨折が成長途中の若年層に多い理由として、骨がまだ完全に固まっていないのに対して筋肉や腱が比較的強く、裂離骨折になってしまうことを部活性やアスリートに指導しています。
骨盤裂離骨折が改善しない、骨盤裂離骨折が悪化する理由は?|大分市 健笑堂整骨院・接骨院グループ
大分県の鶴崎、大在、賀来、春日、三重にある健笑堂整骨院グループでは以下のことが原因で骨盤裂離骨折が改善されず悪化すると考えています。
1.適切な休息が足りていない
骨盤裂離骨折の回復には十分な時間が必要です。特にスポーツ活動を再開するのが早すぎると、骨盤裂離骨折をしている部位が再び裂離し、治癒が遅れることがあります。適切な休息と安静が重要です。
2.リハビリテーションの不足
骨盤裂離骨折の回復過程では、骨折が治ってからも筋肉や腱の軟性や強さを取り戻すためにリハビリテーションが必要です。リハビリテーションが足りないと、筋肉のバランスが悪くなり、痛みの再発や痛みが長く続くことがあります。
3.筋力・筋肉の柔軟性不足
骨盤裂離骨折によって周りの筋肉や腱が弱くなったり硬くなったりすると、骨盤裂離骨折が完全に治った後も痛みや動かしずらさが続くことがあります。
ストレッチや筋力強化トレーニングをして、改善する必要があります。
4.慢性的な炎症
骨盤裂離骨折部周辺で炎症が続いている場合、痛みがなかなか治らず、回復が遅れることがあります。炎症を抑えるための治療や、リハビリテーションの調整が必要なことがあります。炎症を放置すると、骨がくっつかなくなったり、長期的な痛みや動かしずらさを引き起こす可能性があります。
5.重度の骨片の移動
骨盤裂離骨折では、裂離した骨片が筋肉や腱によって引っ張られ、ずれることがあります。このずれが大きい場合、自然に治るのが難しくなり、悪化することがあります。また、ひどい場合は手術が必要になることもあります。
6.複雑な合併症の発生
骨盤裂離骨折で骨盤周辺の神経や血管にダメージがある場合はこれが回復を邪魔する要因になることがあります。特に強い痛みやしびれ、感覚がおかしい場合は早めに病院に行き医師の診断を受けることが重要です。
骨盤裂離骨折を放置すると?|大分市 健笑堂整骨院・接骨院グループ
大分県の鶴崎、大在、賀来、春日、三重にある健笑堂整骨院グループでは骨盤裂離骨折を放置すると以下のことが起こる可能性があると考えています。
1.骨の不適切な癒合
骨折した骨が元の位置に戻らず、正しく癒合しないことがあります。これにより、骨の形が変わり、今後の運動や動きに支障をきたすことがあります。特に裂離した骨片が大きい場合、自然に治らず、手術が必要になることもあります。
2.慢性的な痛み
骨が治らずにずれたままの状態や、周りの筋肉や腱に負担がかかり続けることで、慢性的な痛みが生じる可能性があります。この痛みは、日常生活の中で長い間続くことがあり、QOL(生活の質)を大幅に低下させる原因となります。
3.関節や筋肉の運動障害
骨盤の周りの筋肉や腱が正しく回復しないと、筋肉のバランスが崩れ、関節や筋肉の動きが低下することがあります。これにより、歩くことが難しくなり、脚や股関節の運動の制限、スポーツや運動への支障などが発生します。
4.再発のリスク
完全に治らなかった骨折部位は、骨の強度が十分に回復しないため、再び裂離骨折が発生するリスクが高まります。特にスポーツを再開した際に、同じ場所を、もう一度損傷する可能性があります。
5.変形治癒
骨が誤った位置で癒合すると、「変形治癒」と呼ばれる状態になり、骨が正常な形で治らずに変形した状態で回復します。この状態になると、正常な体の動きに支障が出たり、将来的に関節や筋肉にさらなる負担がかかり、他の部位にも悪影響が及ぶ可能性があります。
6.神経損傷のリスク
骨盤周辺には重要な神経が沢山あります。骨盤裂離骨折が放置された場合、その骨折周囲の炎症や異常な骨の癒合が原因で、周りにある神経を圧迫する可能性があります。これにより、しびれや痛み、運動麻痺などが発生するリスクがあります。
骨盤裂離骨折の治療方法は?|大分市 健笑堂整骨院・接骨院グループ
大分県の鶴崎、大在、賀来、春日、三重にある健笑堂整骨院グループでは骨盤裂離骨折の治療方法として、骨折の程度や個々の患者様の状態によって異なりますが、一般的な治療方法は以下の方法があると考えています。
1. 保存療法
軽度の骨盤裂離骨折では、保存療法が主に行われます。骨が自然に治癒するのを待つ方法です。
骨盤裂離骨折が起こった後は運動や激しい活動を避けて安静にし、骨の治癒を促します。
また、炎症が起こっているため痛みと腫れを軽減するために、骨折部位を冷やすアイシング処置が大切です。
2. 手術療法
骨折がひどい場合や、骨が正常な位置に戻らない場合、手術が必要になることがあります。手術では、ボルトやプレートなどを用いて骨を固定し、正常な位置に戻します。
3. リハビリテーション
どの治療を行っても最終的にはリハビリが重要です。筋力を回復し、日常生活に戻るためには、少しずつに運動量を増やしていくことが大切です。
骨盤裂離骨折は、スポーツ選手など若年層でよく起こりますが、正しい治療と治療後の正しいリハビリテーションを受ければ、通常は数週間から数ヶ月で完全に回復します。
大分県の鶴崎、大在、賀来、春日、三重にある健笑堂整骨院グループで行っている骨盤裂離骨折の治療方法は保険施術とKS矯正+ハイボルトがあります。
●保険施術
骨折、脱臼に対して医師の同意を得た方に柔道整復師(国家資格)による保険を使う保険施術を行います。
●KS矯正
KS矯正とは全身の筋肉や関節のバランスを整えて痛みやケガの早期回復を目指す自費治療になります。
●ハイボルト
筋肉や神経に作用するので急性期の軟部組織損傷、神経痛、長年の痛みに効果的で、高電圧なので深いところまで作用することにより短時間でも効果が出やすい治療方法になります。
また、大分県の鶴崎、大在、賀来、春日、三重にある健笑堂整骨院グループではスポーツや日常生活に早期復帰できるようにご自宅などで出来るストレッチやトレーニングもお伝えしております。
骨盤裂骨折が治るまでの期間は?|大分市 健笑堂整骨院・接骨院グループ
骨盤裂離骨折が治るまでの期間は、骨折の損傷の程度や個人の回復能力によって異なりますが、一般的には以下のような期間が目安となります。
1. 骨折が軽度の場合
軽度の骨盤裂離骨折の場合、保存療法がメインとなります。痛みが落ち着き、通常の生活に戻れるまでには 6〜8週間程度かかります。
この期間内に骨が自然に治癒し、リハビリテーションを進めることで完全な回復を目指します。
2. 骨折が中等度の場合
筋肉や腱が強く引っ張られて裂離が大きく広がった場合や、痛みが強い場合は、回復までに 8〜12週間程度かかることがあります。この場合、リハビリテーションを慎重に進めながら、筋力や柔軟性を徐々に回復させていく必要があります。
3. 骨折が重度の場合
裂離が大きい場合や、手術が必要な重症例では、完全な回復には 3〜6ヶ月かかることがあります。手術後は安静期間とリハビリテーションの期間が長くなり、骨の固定とリハビリテーションに時間がかかるため、回復が遅れることがあります。
骨盤裂離骨折になった場合は、大分県の鶴崎、大在、賀来、春日、三重にある健笑堂整骨院グループにお気軽にご相談ください。
執筆者:
鍼灸師 健笑堂整骨院・接骨院グループ 舛尾 鈴(治療家歴1年)
皆様の心身の不調を鍼灸で良くしていきます!
幅広い世代に鍼灸の素晴らしさを知っていただけるようがんばります!
よろしくお願いします!