上腕骨頸部骨折【大分市の健笑堂整骨院グループ】
- 手や腕を動かすと痛い
- 物を持ち上げるときに力が入らない
- 肩や腕が腫れている
- 腕の動きが制限されている
- 腕に内出血や皮膚の変色がある
上腕骨頸部骨折になってしまう原因は?|大分市 健笑堂接骨院・整骨院グループ
上腕骨頸部骨折は、上腕骨の肩の近くの部分が折れる怪我です。この骨折は特に高齢者や骨粗鬆症の患者様に多く見られます。上腕骨頸部骨折には、いくつかの原因があります。
1.転倒・・・特に高齢者の方の場合は、バランスを崩して転倒し、腕や肩をついた時に折れることが多いです。骨粗鬆症が進行している場合は、軽微な転倒でも骨折するリスクが高まります。
2.交通事故・・・車両の衝突や自転車・バイクの転倒など、交通事故の外力も原因になります。
3.スポーツ外傷・・・特に接触スポーツや転倒のリスクが高いスポーツ(サッカー、ラグビー、スキーなど)では、肩や腕に強い衝撃が加わることが原因になることもあります。
上腕骨頸部骨折が改善しない、症状が悪化する理由は?|大分市 健笑堂接骨院・整骨院グループ
折れた骨がちゃんと治るためには、いくつかの大切なことがあります。それを守らないと、骨がうまくくっつかないことがあります。なぜ症状が改善しないか、どうして悪くなってしまうのかの理由はいくつかあります。
1. 安静にしない・・・折れた骨を固定して動かさないことが大事です。じっとしていられずに動かしてしまうと、骨がうまくくっつきません。
2. 正しい治療を受けない・・・骨が折れたら、早急に接骨院や病院に行って治療をしてもらうことが大事です。放置しておくと、骨が変形してくっついてしまいます。
3. 栄養不足・・・骨が治るためにはカルシウムやビタミンDが必要です。これらが不足していると、骨がうまく治りません。
4. たばこやアルコール・・・たばこを吸ったり、お酒を飲みすぎたりすると、骨の治りが遅くなります。
上腕骨頸部骨折の治療方法は?|大分市 健笑堂接骨院・整骨院グループ
上腕骨頸部骨折については大分県の鶴崎、大在、賀来、春日、三重にある健笑堂整骨院グループでは、次のような方法で治療を行います。
●整復・・・柔道整復師は応急処置として骨折した部分を元の位置に戻す操作(整復)をすることができます。整復後は病院でレントゲンを撮ってもらいます。
●固定・・・折れた骨が動かないように固定します。ギプスやスリングと呼ばれる装具を使って腕を動かさないようにします。これにより、骨が正しい位置でくっつくようにします。
●冷やす・・・腫れや痛みを和らげるために、最初のうちは冷やします。冷たいタオルや氷を使いますが、直接肌に当てないように注意します。
●リハビリ(後療)・・・リハビリの目的としては、痛みの軽減、可動域の回復、筋力の強化、日常生活動作(ADL)の改善のこの4つが大事になります。方法としてはストレッチ、筋力トレーニング、可動域訓練、姿勢改善、日常生活訓練、痛みの管理になります。これらは再発を塞ぐために重要な役割を果たします。大分県の鶴崎、大在、賀来、春日、三重にある健笑堂整骨院グループでは、柔道整復師が丁寧に指導させていただきます。
●電気療法・・・大分県の鶴崎、大在、賀来、春日、三重にある健笑堂整骨院グループでは、電気を使って筋肉を刺激し、回復を早くする治療も行います。ハイボルトと呼ばれる電気治療を用いてより体の深くまで電気を通し、筋肉のコリはもちろん神経痛などにも対応しております。また、電気治療は筋肉を電気で直接動かすので神経を刺激して脳にも良い影響を及ぼします。「EMS」といった姿勢維持に大切な筋肉を鍛えるのに有効な電気療法もございますのでご興味がございましたらお気軽にご相談ください。
●KS矯正・・・大分県の鶴崎、大在、賀来、春日、三重にある健笑堂整骨院グループでは、KS矯正というオリジナルの自費メニューがあります。KS矯正は股関節を中心に全身の左右バランスを整えることによって正しく身体を使えるようになる為、身体への負担が減り、左右のバランスの崩れからくる痛みを抑えていきます。また、怪我からの回復を早くすることができます。
●根本治療・・・骨格の歪みがあると普段立っているだけ、座っているだけでも身体への負担はかかってきます。正しい姿勢でないと神経が圧迫されてしまいます。
大分県の鶴崎、大在、賀来、春日、三重にある健笑堂整骨院グループでは、骨盤矯正、猫背矯正、筋膜リリースがあり、根本的な改善を目指して治療していきます。
上腕骨頸部骨折が治るまでの期間は?|大分市 健笑堂接骨院・整骨院グループ
上腕骨頸部骨折が完全に治るまでにはどのくらいかかるのでしょうか?回復期間は個々の状況にもよりますが、通常は数週間から数ヶ月かかります。
1. 初期治療(1~2週間)・・・この期間は骨を固定して安静にすることが大切です。痛みや腫れも少しずつ和らいできます。ギプスやスリングでの固定をします。
2. 骨の回復(4~6週間)・・・骨が少しずつくっついてきます。この間も、ギプスやスリングで固定しながら治療を続けます。
3. リハビリ(6~12週間)・・・骨がくっついたら、今度はリハビリを始めます。筋肉を強くし、腕の動きを回復させるための運動を行います。
4. 完全回復(3~6か月)・・・リハビリを続けながら、徐々に普通の生活に戻っていきます。完全に元通りになるまでには、少し時間がかかることがあります。
5.予防・・・骨粗鬆症の管理や、カルシウムとビタミンDの摂取、適度な運動、必要に応じた指導や、転倒予防として、家の中の危険を減らし、安定した履き物を履くなどの対策をしていきます。
上腕骨頸部骨折は、適切な治療とリハビリを受けることでしっかりと治ります。大分県の鶴崎、大在、賀来、春日、三重にある健笑堂整骨院グループでは、柔道整復師がお1人おひとりに合った治療を行い、早く骨折が回復するお手伝いをします。どうぞお気軽にご相談ください。
Q&A|大分市 健笑堂整骨院・接骨院グループ
Q. 上腕骨頸部骨折は入浴しても大丈夫ですか?
上腕骨頸部骨折の場合、基本的に入浴は可能ですが、いくつか注意すべき点があります。
1.医師の指示を最優先にする
•ギプスや固定具を装着している場合は、濡らさないように注意が必要です。
•骨折の状態によっては、入浴を控えるよう指示されることもあります。
2.患部を濡らさない工夫をする
•防水カバー(ビニール袋や専用カバー)を使用しましょう。
•シャワーで済ませるのも一つの方法です。
3.患部を無理に動かさない
•湯船への出入りの際は、バランスを崩さないよう注意しましょう。
•できるだけ患部に負担をかけないように心がけてください。
4.長時間の入浴を避ける
•湯船で長く温まりすぎると、腫れや痛みが悪化することがあります。
医師の許可があれば、上記の点に注意することで入浴は可能です。患部を濡らさず、無理な動作を避け、転倒防止に配慮しましょう。
大分県の鶴崎、大在、賀来、春日、三重にある健笑堂整骨院グループでは、医師の許可があれば骨折後の治療も対応可能です。
Q. 上腕骨頸部骨折を早く治す方法はありますか?
上腕骨頸部骨折の回復を早めるためには、適切な治療とリハビリを行うことが重要です。以下のポイントを意識することで、よりスムーズな回復が期待できます。
1. 医師の指示に従う
骨折の程度によって治療方法が異なるため、医師の指示にしっかり従いましょう。
•軽度の場合 → 三角巾やスリングによる固定(保存療法)
•重度の場合 → 手術(プレートやピンによる固定)
2. 栄養をしっかり摂取する
骨の修復には栄養が不可欠です。特に以下の栄養素を意識しましょう。
•カルシウム(乳製品、小魚、豆腐、葉物野菜など)
•ビタミンD(きのこ類、魚類、日光浴)
•タンパク質(肉、魚、卵、大豆製品など)
•ビタミンC(柑橘類、ピーマン、ブロッコリー など)
3. 適度なリハビリを行う
固定期間終了後は、無理のない範囲でリハビリを始めましょう。
•軽いストレッチ(可動域の維持)
•握力や腕の筋力トレーニング(固定中も可能な範囲で)
•肩の可動域訓練(リハビリが遅れると肩が固まることがあるため)
4. 禁煙・節酒
喫煙や過度の飲酒は骨の治癒を妨げるため、可能な限り控えましょう。
5. 良質な睡眠をとる
成長ホルモンの分泌により、骨の修復が促進されます。十分な睡眠を心がけましょう。
治癒期間は通常6〜8週間程度ですが、年齢や骨の状態によって異なります。焦らず、無理をせずに回復を目指しましょう。
大分県の鶴崎、大在、賀来、春日、三重にある健笑堂整骨院グループでは、可動域改善のトレーニングやセルフケアの指導も行っています。お気軽にご相談ください。
Q. 上腕骨頸部骨折の治療後、後遺症が残る可能性はありますか?
上腕骨頸部骨折の治療後には、後遺症が残る可能性があります。以下のような症状が見られることがあります。
1. 肩関節の可動域制限
長期間の固定や不十分なリハビリにより、腕の挙上(上げる動作)や外旋(外側に回す動作)などが制限されることがあります。
2. 肩関節周囲の痛み(肩関節周囲炎・拘縮)
骨折による炎症や長期間の固定の影響で、肩関節周囲に癒着や拘縮(関節が硬くなること)が生じる場合があります。「五十肩」のような症状が残ることもあります。
3. 筋力低下
長期間の固定やリハビリ不足により、肩や腕の筋力が低下することがあります。特に三角筋や回旋筋腱板(ローテーターカフ)の筋力低下が起こりやすいです。
4. 変形治癒や偽関節
骨がずれて癒合した場合(変形治癒)や、骨同士がうまくつながらなかった場合(偽関節)には、腕の形や動作に支障をきたすことがあります。特に高齢者では骨癒合が遅れることがあり、リスクが高まります。
5. 神経障害(腋窩神経麻痺など)
上腕骨頸部の近くを走る腋窩神経(わきの下を通る神経)が、骨折時や手術時にダメージを受けると、三角筋の筋力低下や上腕の感覚障害が起こることがあります。
6. 血行障害による骨頭壊死
ごくまれに、骨折によって上腕骨頭への血流が妨げられ、上腕骨董が壊死することがあります。重度の骨折や高齢者に多く見られます。
後遺症を最小限に抑えるには?
•早期リハビリ:医師や理学療法士の指導のもと、できるだけ早くリハビリを開始することが大切です。
•適切な固定と解除タイミング:必要以上の固定は避け、タイミングを見て除去を行います。
•筋力トレーニングとストレッチ:リハビリの一環として、肩や腕の筋力を戻す運動や、可動域を広げるストレッチを積極的に取り入れましょう。
•定期的な診察:痛みが長引く場合や違和感が続く場合は、整形外科を受診し、適切な治療を受けましょう。
上腕骨頸部骨折は、適切な治療とリハビリにより多くの場合、良好に回復します。後遺症を予防するには、早期対応と継続的なケアが大切です。
大分県の鶴崎、大在、賀来、春日、三重にある健笑堂整骨院グループでは、骨折後の後遺症を防ぐための筋膜リリースや可動域改善に特化した治療を行っています。お一人おひとりの身体の状態に合わせて、最適な治療プランをご提案しています。

執筆者:
柔道整復師 健笑堂整骨院・接骨院グループ 江川 題磯(治療家歴1年)
怪我をすることが多く、何度も整骨院の先生に治療をしていただきました。
この経験からサポートする立場になりたいと思い、柔道整復師になりました。
多くの方々に笑顔になってもらえるように努力していきますので、よろしくお願いいたします。